ご無沙汰の日記。私にとって、文章を書くことができないのは元気がない証である。日記を書かなかった日にだってそれなりの輝きはあるというのに、あたかもくだらない1日だったかのように切って捨ててしまうことこそ、文章を書かないという事態が意味することである。
では切って捨ててしまったような日を取り戻すために再びそれらを書き出すか?否。そんなことを己に課してしまったならば、面倒臭さから筆が遠のくに決まっている。書かれなかったことであっても、存在しなかったわけではない。心のどこかに保存されている可能性に一縷の望みをかけるほかない。
好きな旋律の特徴を知ろうと、音をとって全てハ長調に移調し、比較する。何度の跳躍を好むのか、どんな順次進行を好むのか、何となく見えてくる気がしなくもないが、まだサンプルが足りない。見つけた好きな動きからサビを考えてみたら、そっちに気を取られて読書が全く進まない。困りもの。
新500円玉、見た目の綺麗さからくる嬉しさとは裏腹に、自販機とか券売機でショックを受けがち。好きとも嫌いとも言い難い。
明日の読書会に向けて、ル・クレジオの『黄金探索者』を読み進める。思いの外時間がかかっている。感想はまた明日。