240806

日記

今日もまた、小さな物語を書いた。昨日の夜に大まかな筋は決めていたので、今日はそれに基づいて書き上げるだけだった。透明感があって、広がりが感じられる曲を添えたいと思った。概ね成功したように感じる。書き上げたのちに、中のいい先輩に目を通してもらってフィードバックをもらった。今作は比喩的というか、架空の設定、世界観を組み立てて、そこでの人の動きを考えるものだったから、設定そのものへの質問をしてくださったのはありがたかった。そして設定の組み方にも私の性格が出るなあと気づいた。人と話すのは楽しい。読んでくれる人がいるってありがたい。

昼は『存在の耐えられない軽さ』の読書会だった。寮近くのカフェで話しながらご飯を食べる。日替わりのヤンニョムチキンが美味しかった。物語を読むとき、主題についてあんまりあれこれ考えないままに読んでしまうので、テーマ云々について話せたのは新鮮で楽しかった。人と話すっていい。

大学にいって作業をしようかと思っていたけれど、結局めんどくさくて寮で昼寝をしたらいい時間になってしまった。

晩御飯は一年以上ぶりにあった友人と大学近くのラーメン屋に行った。久しぶりすぎると何話せばいいかわかんなくて、コミュニケーションが下手な人になってしまった。元気そうでよかった。

夜は読書会メンバーのうち3人で映画版『存在の耐えられない軽さ』を見た。濡れ場にヤジを飛ばしながら、登場人物の頭のおかしい台詞を笑いながら見た。楽しい。映像と小説ではメディアの性質が違うから、見せ方に結構な差異があって面白かった。いい夜。