昨日眠るのが遅かったせいで頭がぼーっとする。体がだるい。顔を洗っていたら、オープンドミトリーで談話室に宿泊していた高校生に声をかけられた。昨日私が貸していたハンガーを返してくれた。彼はそれからすぐに寮を出たようだ。もしかしたらハンガーを返すために寝ている私が起きることを待っていたのかもしれない。悪いことをした。談話室にでもおいといてくださいと伝えておいたら良かったかもしれない。少し後味の悪さを感じた。
午前中に談話室でフィクションを書いていたら、見学希望の方がきているとの放送が入ったので、中断して事務室へと向かう。高校生とその母親の二人が待っていた。時間に余裕があるとのことだったので、たくさん話して色々と紹介した。結局1時間弱くらい喋りっぱなしで疲れてしまったけれどとても楽しかった。
推しの子の17話を見ながら適当な昼食を食べた。一度漫画を読んではいるものの結構忘れているので、ストーリーを追っているだけでも胸が熱いし、今回の話はアニメならではの映像表現が美しくて涙が出た。来週も楽しみ。
「浮き沈み」を書き上げて、曲も書いた。電車の時刻が迫っていたのでピアノがないとできない収録を優先的に行い、出先でできることは出先でやることにした。電車の中でクオンタイズやベロシティの調整を行った。プラグインも挿したかったが、ネット環境がないと認証ができないみたいだった。盲点。できるところまで読んで、余った時間では小倉先生のご著書を読んだ。
高校の同期、フルート4人での食事は一年ぶりだった。みんな相変わらず元気だった。近況をたくさん話した。
3人以上の場での会話は難しいけれど、肝は話しつつ聞き手のことを意識でいるかどうかにある気がする。相手が飽きているか、興味を持ってくれているか、リアクションを見つつコミュニケーションをとることができていれば、一方的に話し倒す人と、うんざりとその場にいる人という悲しい状態にはならない気がする。もちろん演技が上手な人が相手だったらそれも難しいのだが、その辺りについては相手を信じないとコミュニケーションなんて不可能になってしまう。
一人の友人からあなたは気にしいだねと言われた。自覚はある。いたずらに私を抑圧する形になっていないなら、それは「思いやりのある人」ということになる。彼女が「気にしい」と言ったのは、私が私を押さえつけているように見えたからだろう。もう少し健康的に他者のことを尊重したいものである。尊重は卑下がなくたってできる。いたずらに私を下げる必要なんて本当はないはずなのに。
「裏腹に」を誤用して告知してしまった。「打って変わって」や「嘘のように」を使っておけば良かったのだが、「裏腹に」がなんかカッコよくて背伸びしてしまった。間違えて覚えていくものだから仕方ない。恥ずかしさを感じつつ今日は眠るのだ。