ここ数日調子が良くない。新学期の憂鬱に加えて、目下最大の悩みごとのせいでぐったりとしている。最悪だ。
今日は寮で大掃除をやらなければいけない日だったのだが、実家でぐったりとしていたままに戻ることができなかった。夜の会議にはちゃんと出たいし、明日は朝から京都でバイトだからいずれにせよ夕方には寮に戻らなければならない。そう思いながらぐったりとしていた。
それでもピアノは弾きたくなった。ワルツ系のコンピングをここ最近ずっと練習しているが、試行錯誤して最近ようやく馴染んできた。ストライドの練習もしようかとか、リックも覚えたいなとかうにゃうにゃやっている間に元気にはなってきた。
「推しの子」と、ずっと止まっていた「葬送のフリーレン」とを見る。いい作品。楽しい。ただ、時折耳を掴んで離さない劇伴に当てられるとほのかな悔しさも感じる。
昨日の夜は、適当にかけたドラムのループにメロディをつけて遊んでいた。その録音を改めて聞きながら、口ずさんで作詞をした。1サビはできた。できたけどここから先でいつも詰まるからどうしたものか。とりあえずひかえてはおいた。いずれ形にしたい。
電車に乗りながら久しぶりにフィクションを書いた。書く以外にやることのない時間であれば書くことができる。
寮に帰った。掃除をしてくれた友人にごめんなさいと謝った。彼は「ゆるさん」といった。
なぜ私は謝るのか。その行為には相手への申し訳なさの表明に加えて、私を許してくださいという懇願とが含まれていると思う。彼はいつも後者を期待する私の欺瞞を指摘するのだ。せいぜい引き摺れ、許されると思うな。もっともな主張だと思う。その罰の悪さから次はお前もやれよということだ。ぐうの根も出ない。
これといってオチはない。