250103 : ただの日記

日記

天気予報を確認すると、今日も明日も午前中は晴れているようなので、今日も自転車で出勤することにする。髪に日焼け止めスプレーを振って、肌に日焼け止めクリームを塗り込む。一昨々日は億劫がってできなかった準備を、なぜだか今日はできている。

寮を出て鴨川沿いを走る。眩しい朝日の差し込む角度が心なしか普段よりも鋭く感じられるのは、これまで私が単に注意を払っていなかったからなのか、今日は普段よりも眩しいからなのか、2週間ほど前に冬至を迎えたからなのか、どういうわけなのだろうか。

先ほどまでなかった空腹を今感じている。私の体は今日も元気であろうとしている。それに対して、寝起きに強く感じていた肌寂しさがようやくどこかに行ったことに今気が付く。寂しさを追いやるためにはベッドから這い出るだけでは不十分で、出かける準備をして外に出るまでしないといけないようで、なかなか辛いハードルの高さだと思う。


自分が今取ろうとしている行動が、果たして相手にとって正に働くのかどうか、自分にとって正に働くに過ぎないのかどうか、自分のために行おうとしているものなのかどうか、相手を思ってのことなのかどうか、しばしばわからなくなる。考えてもどうしようもないことなような気もする。でも考えなくていいとはあまり思えない。無駄にためらうだけに終わるかもしれないけれど、そのためらいを捨ててはならない気がしている。

この具合の悪さが、連勤による疲労の重なりや睡眠不足にあるのか、眠気を晴らすために飲んだ缶コーヒーにあるのか、ちょっと多過ぎた昼ごはんにあるのか、悩み事にあるのか、わからないけれど、全部がそれなりの理由である気がする。悩みなんてどうしようもならないから、まずは体を元気にしたいのだけれど、あいにく今日も明後日も24時間勤務で救いようがない。きっと明日と明々後日はあらゆることを諦めて寝たほうがいい。


中のいい先輩とのコライトのために仮歌詞を書き上げた。もともと8~9割できていたけれど、残りの数押しをひよって放置したまま半年近く寝かせてしまっていたのだ。半年も前の歌詞なんて幼くて仕方がないから、提出するのも恥ずかしいなと思っていたけれど、改めてメモに打ち出していたら、ちょっとうるっとしていた。なんだ、いい歌詞じゃないかと思ったけれど、私にだけ過度に刺さってるだけかもだから危ないなあと思い直した。

人とやるより独力で完成させたほうが地力が鍛わっていいんじゃないかしらと思わなくもない。ある程度自分の中で完成させたものを、人とすり合わせる中で破壊していくことって、幼い私に取っては結構負荷が大きいことだから、下手なストレスを共同製作者に与えて頓挫しちゃったりぎくしゃくしちゃったりするんじゃなかろうかと不安でもある。けれど、うだうだ言ってないで寝かせてるデモをガンガン世に出したほうが健康的だろうから、とりあえず形にしてしまいたい。

今年は未発表のまま積み上がっただけのデモを完成させる一年にしたい。いろんな人と楽しいことをしたい。


職場の上司たちが同じ部屋で頭を抱えていて、胃がちぎれそうだった。緊張感のおかげで心なしか試験の準備は進んだような気もするけれど、心が疲れたからプラスマイナス0だと思う。

たかだかバイト風情が何を、という話ではあるけれど、仕事って大変なんだなと思った。


そういえば、あの気さくで優しいスタッフさんを最近あまり見ないなと思ってタイムカードを眺めたら、もうその人の名前はなかった。明るくて素敵な人だったから、もう少し仲良くなりたかったのだけれど。

きっと、もう2度と会うことはない人。どこかで元気にしてますように。