バイト先に抱えていった本がことごとく良かった。読みたい本も増えた。
ここしばらく書いてばかりだったし、何か読むにしても観るにしても、書くとか話すとかを見越してのことだったから疲れていた。
「今日はずるやすみをしよう」
カラオケで聴く、スピーカー越しの私による「きみに回帰線」はあまり魅力的ではなくて悲しかった。
歌詞の意味は捉えきれていないけれど、「ずるやすみ」はしたくなるから、思い出しては口ずさんで聴いている。
貪るように、半ば意地になって読むのは、読まない方がいいときか読むのを妨げられていたとき。読まなきゃいけないと思っているときは大抵読めない。
今日は沢山読んだ。それは読まない方がいい日だったから。でも楽しかった。考えていたことがつながりを見せる感じもあった。
ここのところ、人目のつくとこに摂取の記録を残すのは破廉恥なのではないかと感じるようになってきた。
だから何を読んだかここに残すことはしない。大学図書館の貸出履歴には残っているから大丈夫。
>読み返して、2週間前の日記では公開してたと気づいた。「ここのところ」はすごく直近だった。
書かれることのなかった日は少しずつ忘れられていく、から、書く。
・寮の先輩の公演は楽しかったけれど、私の打ち込む音は酷くて萎えた
・先輩と初めていくお店で食べたご飯が美味しくて、帰り道で見た丸い月に産まれて初めて兎を認めた
・友人に連れて行ってもらった体育館のジムは楽しかったけど、ESが辛くて仕方なかった
・初めてのメンツでカラオケに行ったらそれぞれの声に似合う曲ってやつがあって面白かった
・一日中大学図書館で、私の行為と「新しさ」と「価値」ってやつを接続するヒントを探していた
・賢い子はやっぱり賢いんだなと感心した。一つは勉強会で、もう一つはESの添削で。
・人ごとになっていたことが一つ / ES、ずっと書きたくなくてうめいていた。辛かった。
・ボカコレに出すためのリアレンジをしていた。夜は友人とお好み焼きを食べて、少し仲良くなった。
・皿を洗った後少しバツが悪いながらに昼食をとって、夜にはどうお金を使ったもんだろうかと悩んだ
・合わせで鍵盤を弾いた。ずっとそわそわした躁の日だったから、相手してくれる人がいて助かった。
・「大学で何やってんのさ」を話す会ができけど、多分今日じゃなかったし、場を回すは難しい
・歯を削られてるのに痛くなくて、神経が死んでるんだってようやくわかった
・急遽の愛しの同期と話す機会に行かない理由はなくて、読書会の準備を巻いた
・読書会の準備は予定通りに終わらなかったけど、節分メニューの社食は嬉しかった
書くを契機に思い出されたものは残って、こぼれ落ちたものはもう帰ってこないかもしれない。
この2週間は外交的私でお送りした模様。それは疲れもする。でも楽しいのはいいこと。
トびたい、トびたいと思う。バレそう?バレるとまずいかもだけど隠せそう?
注意が向かなくなっている眉や指が視界に入るたびに、これは良くないことだと思う。
何も書かなくていいことにした日にふとPCを開くと指が滑る滑る。時間も溶ける溶ける。