日記 240115 : 31文字 「髪を切ったねと」声をかけてくれた人がいたことだけ覚えてる忙しさにかまけないでピアノを弾いた日の方がよっぽど元気不穏な音を突き詰めねばとこわごわ見るとボタンがちぎれていた時計台の前、ダウンを着たおじさんを撮っているおじさんふたり漫画アプリに... 日記
作り話 風船 伊織は実家に帰省し、自室の押し入れをごそごそと漁っていた。かつて引っ越したタイミングで段ボールにしまいこんだ以来、引っ張り出していなかった漫画を無性に読み返したくなったのだ。小中学生のときは漫画狂だったし、親戚からも読まなくなったものをたく... 作り話創作
自分語り カーテン 「『日常の言葉たち』を書いてみる」が楽しかったので、chat-GPTさんに出してもらった言葉で勝手に第二回をやりました。やっぱり楽しかった。カーテンといえば白いレースのカーテンと遮光カーテンとの2枚でワンセットだった。いつまで使っていたのか... 自分語り
作り話 憧れ 夜、駅の構内にある本屋で平積みにされていた文庫本を手に取って、樹は考えていた。どこかで耳にしたことのある作者名だと思うが、誰の口から聞いたものか思い出せない。樹は普段本を読まないので自分で知った名前だとは思えず、誰かが口にしていたと考えるの... 作り話創作
自分語り 『日常の言葉たち』を書いてみる 共同書庫さんでのイベント、「韓国・〇〇・日本を読む」会の企画、「『日常の言葉たち』を日本語で書いてみる」にお邪魔して書いてきました。書いた文章を読み合って喋るのは楽しい。テレビテレビは非日常。私が幼い頃に、離乳食を食べながらテレビに興味津々... 自分語り
作曲 250108 : 最終報告 今日は躁な日だった。自分の声やリアクションがことごとくでかい。言わなくてもいいことを言ったし、変な詰めかたとかからかいかたをしてしまった。おかしい日。口にしながらまずいなと思って、でも止まらないからずっと自分の声を聞いてた。昨日書き上げた最... 作曲創作日記
日記 250107 : 書く日 ゼミの最終報告がいよいよ明日に迫っている。図書館、談話室、食堂でひいひい言いながら執筆する。あまりにも辛かったので、夜は先輩を誘って銭湯に出かけ、ついでに晩ごはんも一緒に食べた。夜は友人が熱燗を入れてくれた。映画や小説の話をした。明日は起き... 日記
日記 250105 : 職場にて 空腹で、身を捩ると体が軋んだ音を立てる。買ってきたスティックパンはあと2本ほどあるけれど、今食べてしまったら昼食があまり美味しくなくなる気がして、もう少し空腹と共にあってやろうかという心持ちである。ゼミ論文のためにちまちまと生活史の文字起こ... 日記
日記 250103 : ただの日記 天気予報を確認すると、今日も明日も午前中は晴れているようなので、今日も自転車で出勤することにする。髪に日焼け止めスプレーを振って、肌に日焼け止めクリームを塗り込む。一昨々日は億劫がってできなかった準備を、なぜだか今日はできている。寮を出て鴨... 日記
日記 250102 何だか朝からザワザワして落ち着かないけれど、今日も音日記を書いた。13時から寮の事務当番なので、あんまりゆっくり外食する気にはならないけれど、コンビニで適当なものを買う気にもならなかったので、よくわからない落とし所だけれど自転車を漕いで回転... 日記