241014 : 結局人と食べるご飯が美味しいのだ

日記

今日は祝日。大学がないのは嬉しいけれど、悲しいことに寮食もお休みになってしまう。どうしたものかと思ったけれど、なんだかんだ一緒にお出かけできる友人がいて寂しくはなかった。

お昼ご飯。寝起きの友人を誘ってみると、やや悩んだのちに風呂に入って身支度を整えるのもありかという結論に至ったようで、30分待ってと言われた。一人で行くより人と食べた方が美味しいに決まっているから、喜んで待った。することもないなあとイラストの練習をした。今日は椅子。写真を見て描くのと、実際の立体的な事物を見ながら書くのとでは勝手が違うことは承知の上で、使っている本のメソッドにまずは乗っかることにした。

程なく彼が来たのでお出かけ。ごついラーメンが美味しかった。帰り際、彼は鴨川が綺麗だと言って足を止めた。彼は魚が見えると、そしてその魚が身をくねらせていて、時たまその腹が光を反射させて輝いていると言った。彼は私が見ずに通り過ぎるものに目を向ける。素敵だと思うし、少し妬いてしまう。

夜勤の疲れもあり、結局寝ていたら午後は終わってしまった。談話室でだらりとする。友人たちとお好み焼きを食べに行く流れになる。わいのわいのと食べ、恋バナできゃっきゃした。いい時間だった。

寮に戻って談話室でゆっくりしていると、昼ごはんを一緒に食べた友人が寝ぼけた顔で夕食の相手を探しにきた。私はもう入らなかったけれど、買い出しになら一緒に行きたいと思って二人でスーパーへと出かけた。夜の鴨川は趣があって輝いていた。写真に収めたかったけど全くうまくいかなくて諦めた。夜風が気持ちのいい季節だ。しばらく続いてほしいなあと思う。