日記 240216 : ずるやすみ バイト先に抱えていった本がことごとく良かった。読みたい本も増えた。ここしばらく書いてばかりだったし、何か読むにしても観るにしても、書くとか話すとかを見越してのことだったから疲れていた。「今日はずるやすみをしよう」カラオケで聴く、スピーカー越... 日記
日記 250201 渡る道路 粘る車のアクセルが少し怖くて、早くあるいた。シャンプーの香りが本を伏せさせた。栞は親指、目は窓の外。電車を降りてホームの階段を下っていこうとする5, 6人くらいの男子高校生たちが、「ほんまにやばい」と言い合っていた。成員それぞれの... 日記
日記 250127 : 「バイト先」, 「シュークリームと恥じらい」 「バイト先」やりとりが終わりそうだから次を探す。常に求めてる、見てくれる人。昨日飲んだ、味が強めの缶コーヒー。効きそうだから今日も手に取る。屋上の扉は確かに開けたけど、空の模様は思い出せない。受付をたずねる声が震えてた。外の空気は多分冷えて... 日記
日記 240115 : 31文字 「髪を切ったねと」声をかけてくれた人がいたことだけ覚えてる忙しさにかまけないでピアノを弾いた日の方がよっぽど元気不穏な音を突き詰めねばとこわごわ見るとボタンがちぎれていた時計台の前、ダウンを着たおじさんを撮っているおじさんふたり漫画アプリに... 日記
作り話 風船 伊織は実家に帰省し、自室の押し入れをごそごそと漁っていた。かつて引っ越したタイミングで段ボールにしまいこんだ以来、引っ張り出していなかった漫画を無性に読み返したくなったのだ。小中学生のときは漫画狂だったし、親戚からも読まなくなったものをたく... 作り話創作
自分語り カーテン 「『日常の言葉たち』を書いてみる」が楽しかったので、chat-GPTさんに出してもらった言葉で勝手に第二回をやりました。やっぱり楽しかった。カーテンといえば白いレースのカーテンと遮光カーテンとの2枚でワンセットだった。いつまで使っていたのか... 自分語り
作り話 憧れ 夜、駅の構内にある本屋で平積みにされていた文庫本を手に取って、樹は考えていた。どこかで耳にしたことのある作者名だと思うが、誰の口から聞いたものか思い出せない。樹は普段本を読まないので自分で知った名前だとは思えず、誰かが口にしていたと考えるの... 作り話創作
自分語り 『日常の言葉たち』を書いてみる 共同書庫さんでのイベント、「韓国・〇〇・日本を読む」会の企画、「『日常の言葉たち』を日本語で書いてみる」にお邪魔して書いてきました。書いた文章を読み合って喋るのは楽しい。テレビテレビは非日常。私が幼い頃に、離乳食を食べながらテレビに興味津々... 自分語り
作曲 250108 : 最終報告 今日は躁な日だった。自分の声やリアクションがことごとくでかい。言わなくてもいいことを言ったし、変な詰めかたとかからかいかたをしてしまった。おかしい日。口にしながらまずいなと思って、でも止まらないからずっと自分の声を聞いてた。昨日書き上げた最... 作曲創作日記